2007年11月5日月曜日

国歌斉唱を拒否して着席、北海道文化賞受賞者

北海道文化賞贈賞式で、壇上にいた受賞者の1人とその夫人が、国歌斉唱の際いったん起立したものの、国旗に背を向けたまま自席に着席し斉唱に参加しないという一幕があったそうです(産経ニュース 2007.11.5)

式典後、この受賞者は「先の戦争で多くの仲間が特攻隊として死んでいった。とても立って(国歌を)歌う気になれない」と語ったそうです.

この受賞者がそういったのか、さらには特攻隊員以外の人たちの死にも「君が代」が利用されたことを指摘したのか、産経ニュースではわかりません.

多くの特攻隊員が死んでいっただけではなく、アジアで2000万人、日本で300万人以上の生命を奪った戦争が、「君が代」「日の丸」のもとでおこなわれたことを知って、「君が代」や「日の丸」が国歌・国旗として不適当だと考えるは多いのです.

それを行動におこすことには勇気が必要ですが、戦争に反対し、平和を求めることが死者をとむらうことでもあり、次世代の子供たちのためでもあります.

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