2007年10月29日月曜日

守屋喚問を前に

前官房長官・現首相(福田康夫氏)や、前防衛庁長官・現防衛大臣に、“アメリカ側に問い合わせしたら、日本は二十万ガロンしか給油していない”と回答させた人物(守屋氏)の証人喚問を前に、産経ニュースはつぎのように伝えています.

 防衛省の幹部は力なく話した.「自分たちが土日返上で働いていた時も、次官は遊んでいた」「自らを律することができない人間は、本来は次官なんかにはならないはず。そういう人物を生んだ組織にも責任があるのかもしれない」と.

この幹部のいうように、その「『人物』が問題で、そういう『人物』を生んだ組織にも責任がある」のは確かです.

しかし、「自衛のため」という「説明」で「戦力」を持たないことを規定した憲法の軽視・無視を継続してきた政治そのもの、戦後も生き続け、日本を支配してきた戦前政治の流れそのものがそのような人物を生んだのだと思います.

まもなく、本日1時からその人物の証人喚問が始まります.