2008年1月25日金曜日

トヨタもソニーもNTTも「買い占め」?   ありえない「偽」の大量株保有報告 

トヨタもソニーもNTTも「買い占め」?   ありえない「偽」の大量株保有報告 
2008.1.25 22:42 産経ニュース

 金融庁が運営する電子開示システム「EDINET」に25日、トヨタ自動車やNTT、ソニーなどの「発行済み株式の51%を取得した」とする大量保有報告書が相次いで掲載された。悪質ないたずらとみられるが、対象とされた各社や東京証券取引所、関東財務局などが事実関係の調査に乗り出した。

 掲載されたのは3社のほか、三菱重工業、アステラス製薬、フジテレビジョンの6社。

 提出書類によると、株式を取得したとしているのは、川崎市内の会社。いずれも借入金で取得したとしている。

 証券業界に詳しい関係者は、記載されたとおりの株式購入は「技術的にも値動き面でも不可能」として、悪質ないたずらとみられる。

 上場株式の保有割合が5%以上に達したり、大量保有者の保有割合が変化する場合には、投資者に迅速に開示するため、大量保有報告書や変更報告書の提出が義務づけられている。平成19年4月以降は、電子情報による提出が義務づけられたが、提出者が自分のコンピューターなどから入力する仕組みとなっており、金融庁によると「事後的に訂正を求めることはできるが、掲載されるまでは内容については確認できない」という。

 金融商品取引法で虚偽の大量保有報告書を提出するなどした場合は、5年以下の懲役または500万円以下の罰金と定められている。

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