2008年1月14日月曜日

憲法の軽視・無視が、ムダづかいを国のシステムに組み込んだ

民主党の小沢代表は、「国民の生活が第一の政治を実現するため、全身全霊をかけて戦うことを誓う」と述べています(山本議員の告別式で).

税収(約50兆円)の10分の1に達する軍事費(約5兆円)を含む、年金や税金・特別会計の膨大なムダづかいが、国民生活を押し下げつづけています.

これらのムダづかいの仕組みは、政府・与党の「憲法軽視・無視の継続」の結果、国のシステムの中に組み込まれてしまっています.

そして、これらの無駄づかいの一部が「日米安保条約でメシを食べている人たちや政党」の「メシ」となっています.

また、「日米安保条約でメシを食べている人たちや、与党と野党の一部」によって、一方では、これらの「ムダづかい」は「国益・国際協力の名前」で、アメリカの「先制攻撃主義」のために使用され、他方では、彼らが政治献金を受けている大企業のもうけのために使用されています.

本来、国民の生活のためのお金が、このようにムダに使われるのは、「憲法が軽視・無視」されてきた結果です.

この「ムダづかいのシステム」が「日米安保条約でメシを食べている人たちや、与党・野党の一部」を養ってきました.そして、「ムダづかい」で養われた「日米安保条約でメシを食べている人たちや、与党と野党の一部」が政治の権力をにぎり、「ムダづかいのシステム」を維持しようとしています.

彼らは、アメリカの要求により憲法9条を変えようとしています.
それが、国民の反対にあって、難しいとわかると、今度は、憲法を否定する「恒久的な法律」を作ろうと策動しはじめました.

それを提案したのは、小沢代表です.
小沢代表は、民主党が参議院選挙で多数を得た直後に、国民には内緒で、首相であり自民党の党首である福田氏とひそかに会談したのです.しかも、そこで提案したのは、自民党と協力して憲法を恒久的に否定する法律を作ることだったのです.

この小沢氏が、死者の前で「国民の生活が第一の政治を実現するため、全身全霊をかけて戦うことを誓う」と述べたとしても、それを国民がまじめに受け取ることができるでしょうか?